離島住民の命守る 西表古見分団に消防車寄贈 損保協会

デモストレーションを行う竹富町消防団古見分団=5日午後、町離島振興総合センター
デモストレーションを行う竹富町消防団古見分団=5日午後、町離島振興総合センター

 損害保険会社で構成する日本損害保険協会(柄澤康喜会長、東京都)は5日、竹富町へ小型動力ポンプ付軽消防自動車1台を寄贈した。同日、西表島の町離島振興総合センターで寄贈式が行われ、配備される町消防団の古見分団員ら関係者が出席した。

 日本損害保険協会では離島への消防施設寄贈を1982年から行っている。これまで町には小型動力ポンプ、小型動力ポンプ付軽消防自動車合わせて10台が寄贈され、今回で11台目となる。

 

 寄贈式で、日本損害保険協会の浅野広視専務理事が川満栄長町長に目録を手渡し、「同事業を末長く続けていかなければと気持ちを新たにした。消防車が皆さんの命と財産を守ってくれることを願う」とあいさつした。

 

 川満町長は「頂いた消防施設は町民の命と生活を守るため、有効かに活用していく。今後も離島に対する深いご理解とご指導、ご支援をお願いしたい」と感謝した。また、総務省消防庁の武田俊彦審議官が祝辞を述べた。

 

 寄贈された小型動力ポンプ付軽消防自動車は小回りが利き、車の後方に小型ポンプを積載している。

 

 配備される古見分団の石原和義分団長は「待ちに待った消防車。地域の安全は自分たちで守るという意識が強くなり、分団員の意識改革にもなる。いざという時に備え、大切に使っていきたい」と意気込んだ。寄贈式終了後は古見分団による放水のデモストレーションが行われた。