初日は発射なし 緊張続く市役所

Jアラートの前に陣取る報道陣=10日正午ごろ、市役所
Jアラートの前に陣取る報道陣=10日正午ごろ、市役所
北朝鮮の発射予告時間が過ぎたあと、報道陣の取材に応じる中山市長=10日正午過ぎ、市役所
北朝鮮の発射予告時間が過ぎたあと、報道陣の取材に応じる中山市長=10日正午過ぎ、市役所

 北朝鮮のミサイル発射予告期間初日となった10日、石垣市役所では、早朝から中山義隆市長や担当する市職員らが詰め、緊迫した雰囲気に包まれた。30人以上の報道陣も、総務課の近くに設置された全国瞬時警報システム(Jアラート)前に殺到。初日の発射はなく、中山市長は「(11日以降も)同じような体制で臨みたい」と気を引き締めた。


 中山市長は4月と同じく、防災服を着用した。総務課では担当職員が待機。テレビから流れる情報に耳を傾けた。市役所には陸自、海自の自衛官数人が連絡員として常駐。発射予告時間が切れる正午が迫ると、報道陣に混ざってJアラートの近くに来た。


 正午が過ぎたあとも、中山市長は緊張した表情で市長室から出入り。報道陣に対し「正確な情報をもとに行動する。職員はしっかり対応できている」と強調した。


 地対空誘導弾パトリオット(PA3)とともに八島町の新港地区に配備された自衛隊の部隊が、4月より大規模になったことについては「石垣島を中心に与那国も含めて、落下物があった場合の防除などに当たると聞いている」と述べた。