〝女性の翼〟のフランス研修報告会 大浜 京子

 私は〝旅のみやげ話〟を聴くのが大好きである。この度、〝女性の翼〟の旅行話を聴きたくて報告会に出席した。社会の中で活躍している女性達が勢揃いしていてウーマンパワーを感じる雰囲気がみなぎっていた。〝女性の翼〟という名称からして、大空に羽ばたく行け行けウーマンというイメージである。


 私の友人が那覇のメンバーの一人ということもあり、この日を楽しみにしていた。

 八重山代表として松島かず代氏、大屋記子氏、上原有代氏の三人のおみやげ話を楽しんだ。スライドを観ながらの話なので、女性の目線からのフランスの社会生活、市民の努力の様子がリアルに感じられて有意義で楽しかった。


 松島かず代氏は、パリの市場の様子、保育園の様子、市役所の都市交通運営導入の工夫の話が印象深い。フランスは農業大国でもあり、その一面として市民農園の現状は農薬を結構使用している点が気になるとのこと。


 大屋記子氏は、フランスの男女共同参画の現状報告が印象深い。表向きは美しいパリのイメージで華やいでいるが、少し裏道に入ると落書きが目立っているし、DV(ドメスティックバイオレンス)も多いらしい。


 フランスの社会保障体制制度の在り方として、例えば日本での生活支援制度の金銭の受給額と違うのは、足りない分を援助する方法を取っている点である。最低生活費を出して、足りない分を国が補償する方法らしい。これは日本が学ぶべき点だと思う。


 生活保護家庭は働いてはいけないという制度がある点が私は問題であると考えている。これでは改善は難しい。


 上原有代氏は、今年のノーベル平和賞受賞のEU本部の内部の様子や、公共交通事情の工夫の様子などを報告。人々を結ぶ足としての車を公共の乗り物であるトラム(路面電車)で超低速の30キロ以下で中心街を移動して美しい景観を保っているとのこと。石垣市に導入したいものである。(石垣市登野城)