災害即応の体制を 八商工が夜間の避難訓練

夜間の避難訓練を行った八商工定時制=10日夜
夜間の避難訓練を行った八商工定時制=10日夜

 八重山商工高校(友利成寿校長)定時制は10日夜、地震と津波を想定した避難訓練を行った。生徒職員たちは校舎4階まで一度避難し、石垣市で避難場所となっている市総合体育館まで避難経路を確認しながら訓練に取り組んだ。


 避難訓練は、災害時発生時に正しい判断で冷静に避難・行動する力を培い、避難経路・場所を知ることを目的に実施された。


 午後7時40分に地震、その後に津波が発生したという想定で避難訓練を開始。校舎4階にある音楽室前に移動して揺れがおさまるのを待った。その後、生徒・職員たちは2次避難として市総合体育館まで移動。生徒たちは懐中電灯などで足元を照らしながら、市総合体育館までの道のりを避難した。


 市総合体育館には先頭が避難を開始して19分後、最後尾が23分後に到着した。

 避難訓練を終え、友利校長は「避難時に頼りになるのは自分の足。日ごろから体力をつけて、すぐ逃げられるようにしてほしい」と話した。


 また、石垣市消防の大濵武警防課長は「災害が起こった際に対応できる力をつけることが大切。万が一の場合に高齢者や子どもに手助けができるような人になってほしい」、八重山警察署の竹本公二警備課係長は「皆さんは自分と自分の家族、一緒に逃げている人を助けないといけない。地震での対策について改めて考えてほしい」と講評した。


 参加した上江田盛一生徒会長は「いつでも意識を高め、万が一の場合に最善の行動ができるようにしたい」と感想を述べた。