16日に投開票される…

 16日に投開票される衆院選挙。政党が入り乱れ、現行制度で最多となる12政党が候補者を擁立した。選挙の争点も原発政策の在り方、TPP交渉参加、増税など多岐にわたる。有権者としては、自分の思い描く日本の将来像と全ての政策が合致する政治家を選ぶことが難しい◆沖縄では普天間基地の辺野古への移設や、オスプレイ配備についての問題が取り上げられたが、沖縄4区では、尖閣諸島問題への対応が大きな争点だと思われた◆しかし候補者の訴えを聞くと、平和的解決の必要性を繰り返すだけだったり「中国との海底資源の共同開発」提案など、有権者にとっては、首をかしげたくなるような内容が多い◆日本や沖縄の将来像だけでなく、離島振興策についても多くを聞きたかったが、それもかなわなかった◆候補者5人はいずれも八重山入りし、遊説で政策を訴えた。しかし地元に支援組織がない2候補は、来島にあたって地元マスコミへの根回しがなく、残念ながら遊説の模様は他紙だけの掲載になってしまった。八重山で長く国政選挙を取材してきたが、こんなことも初めてだ。候補者の選挙戦略にも、ちぐはぐさを感じてしまう。候補者不在というハンディは大きいが、地元紙として、候補者の政策を伝えきれないもどかしさは大きい。