維新志士を見習え 山本 純子

 北朝鮮が「想定外」の早さと正確さでミサイルを撃ってきた。これが、領土に落ちていたら…ということを今、政治家は絶対に想定しておかねばならない。しかし、肝心の最前線、沖縄からは何の声も聞こえてこないのが不思議でならない。これは本土に住む者の率直な気持ちだ。


 現実を見れば、日本は、早急に決めねばならないことが山積している。一例をあげれば、集団的自衛権の行使だ。北朝鮮は、次は核実験かと言われている。また、中国も領海侵犯だけでなく、領空侵犯もしてきた。これ以上、問題を先送りしているときではない。


 沖縄にミサイルが撃ち込まれて、米軍が戦い、日本人が指をくわえて見ていては、日米の信頼関係は一気に失われる。そうなってからでは遅いのだ。第一、そんなこと、ちゃんとした国家として恥ずかしい。


 以前、琉球大学の学生の「オスプレイが必要な理由は理解できる。声高に反対しているのは一部の人たち」という声をネットで読んだ。それならば日本の危機のときに、なぜ獅子吼しない?沖縄の若者たちよ!日本人は明治維新の志士たちを誇りに思っているが、今ほど、彼らを見習わねばならないときはないのではないか?


 米軍兵士たちの良くない素行と国家全体の問題を同レベルで俎上に乗せてはならない。そのような感情論に左右されず志士たちのように知的に戦おうではないか。
 (京都府京都市)