ういういしくガイド 八商工生が島1周ツアー

八商工観光コースのイメージカラー、ピンクのポロシャツを着て、はつらつとガイドする高校生=冨崎観音堂
八商工観光コースのイメージカラー、ピンクのポロシャツを着て、はつらつとガイドする高校生=冨崎観音堂

 八重山商工観光コースの生徒が企画、運営する石垣島一周バスツアーが15日、八商工を発着点に行われ、市民22人が参加、汗ばむほどの陽気の中、高校生のういういしい観光案内を満喫した。


 観光コースの3年生が、観光実践の授業として毎年取り組んでいる。今年は男子1人を含む13人で、ツアーのテーマを石垣島の海とサンゴに設定。コースを選定するとともに、10月からガイドの練習を続けていた。

 

 生徒が決定した一周ツアーは、学校をスタートし、八島防波堤、冨崎観音堂、御神崎、川平湾を経て玉取崎展望台、大浜の津波石を巡る7時間のコース。大型バス1台をチャーター。ツアー客と生徒をはじめ教職員、PTAも加わり総勢43人で観光地巡り。生徒全員が交代でガイドを務めた。

 

 冨崎観音堂では、福里和香さんが小型拡声器を手にガイド、テーマに沿った航海安全を祈願する観音堂の由来と歴史を説明した。福里さんは「緊張してカミカミ(とぎれとぎれ)だった。でも、説明をちゃんと聞いてくれてうれしかった」と声を弾ませた。


 初めて参加した75歳の仲良し同級生、古波蔵加代子さんと具志堅キヨさん、屋部敏さんの3人は「初詣(はつもうで)とか、観音堂は何度も来ている場所だけど、改めてガイドされると、教えられることが多い。説明も分かりやすかった。皆、孫みたいでかわいい」と目を細めた。

 

 ツアーは、明石公民館で昼食。全員が弁当持参で和気あいあい。地謡も含め、生徒による舞踊「繁盛節」「鷲ぬ鳥節」「崎枝節」―も披露された。高校生ガイドの旺盛なサービス精神に、どの参加者も「ご満悦」の様子。演目ごとに大きな拍手が贈られていた。