漁礁16基を設置 石垣市 「ジャコ棲みついて」

14日、石垣島と竹富島間の海域で設置された漁礁(石垣市提供)
14日、石垣島と竹富島間の海域で設置された漁礁(石垣市提供)

 石垣市は14日までに、石垣島と竹富島間の海域に漁礁16基を設置した。カツオ漁の餌となるジャコの漁場となることが期待されており、市水産課は「カツオ漁の最盛期の5月までにジャコが棲みついてくれれば」と期待している。


 同課によると、石垣島と竹富島間の海域はかつて、ジャコの棲みかとなる「ヤナ」と呼ばれる岩場が豊富だった。しかし近年、クリアランス船のいかりで「ヤナ」が傷つき、消失するケースが目立っているという。


 人工的な「ヤナ」となる漁礁は高さ3㍍、横10㍍。国の補助を得て、総額8千万円で設置する。ジャコ漁を行う八重山漁協の2グループのほか、ジャコを狙う高級魚を捕る電灯潜り漁のグループも利用するという。


 漁礁を設置する作業は10日から作業船で始まり、14日に完了した。
 同課の担当者は「消失したヤナを復活させてほしいという要望で始まった事業。ジャコが棲みついてくれるようになれば」と話した。