フェイスブックで販売開始 特産品全国へ発信 県内自治体で初 石垣市 全国9市町村と提携も

石垣市特産の開襟シャツを身に着け、商品を前に、FB登録を祝う樋渡武雄市市長(右から3人目)ら=ゆんたく屋、大川
石垣市特産の開襟シャツを身に着け、商品を前に、FB登録を祝う樋渡武雄市市長(右から3人目)ら=ゆんたく屋、大川

 世界最大の交流サイト「フェイスブック」に石垣市のFB良品が18日、登録され、特産品6品のネット販売が始まった。FB(フェイスブック)良品は、佐賀県武雄市が昨年11月、自治体として全国で初めて開設。

 

 石垣市を含め全国9自治体と提携し、各地の特産品を「ネット通販」している。石垣市は今後、ネットを利用していない事業者を主な対象に、登録商品を増やし、全国へ発信していく。

 

 石垣市は今年10月初旬、フェイスブック利用の先進自治体である武雄市に職員2人を派遣、IT技術を研修させるとともに、県内自治体で初めてFB良品への提携を決めた。
 FB良品は現在、国内で1600万人超が利用しているとされるフェイスブック上に、提携自治体の特産品を掲示し、販売するシステム。自治体自ら「通販」するため、信頼度が高まるとともに、零細事業者の商品も広く登録が可能。民間業者より安く提供できるのも特長となっている。


 字大川の「ゆんたく屋」で行われた運用開始セレモニーは、中山義隆市長と武雄市の樋渡啓祐市長ら関係者が出席。ネットで映像配信もされ、第一弾として登録された石垣市の特産6品をアピールした。中山市長は「石垣市単独で取り組むより、ネット販売は、ほかの自治体と協力した方がより効果が上がる。フェイスブックの活用で、石垣市の情報発信力を上げたい」と意欲をにじませた。

 

 樋渡市長は「全国的に見ても、石垣市は特産品が豊富にある。南の大横綱に登録してもらい喜んでいる。自治体連合の通販として、流通革命を起こしたい」と激を飛ばした。今後3年間で登録自治体を100か所以上に増やし、海外へも販路を拡大する方針。武雄市によると現在、8自治体で毎月、200万円以上の売り上げがあるという。


 システムを運営する㈱シーズの杉山隆志代表は「あまり知られていない魅力的な商品を発掘し、全国へ売り出したい。登録は無料なので、誰でも気軽に利用できる、いわば、ネット上の『道の駅』」とアピールした。