製糖シーズン開始 糖度13~15度 「非常に良い」

開始式の後、工場の稼働状況を視察する関係者=石垣島製糖
開始式の後、工場の稼働状況を視察する関係者=石垣島製糖

 石垣市の製糖が19日始まり、石垣島製糖の工場に、サトウキビを満載した大型トラックが次々に入った。年内操業は2年ぶり。


 石垣島製糖㈱によると、今期のサトウキビ生産量は前期比1万5000㌧増の8万2200㌧を見込む。収穫面積は1317㌶(同105㌶増)。砂糖生産量が9864㌧、糖蜜の生産量は2803㌧、買い入れ甘藷糖度を14・16、1日の搬入量は830㌧―と、それぞれ見積もっている。

 

 前期の原料代金は単価で5535円、総額は3億72275千円だった。前期が記録的な不作だったため、今期の生産計画は平年並みという。石糖であった開始式で、中山義隆市長は「サトウキビは生産量の4倍以上の経済効果がある。石垣市にとってサトウキビは重要な産業だ。関係機関と協力し、TPP交渉参加を阻止したい」と強調した。


 山田忠弘代表は「台風17号でダメージを受けたものの、平年と比べ品質が非常に良い。今期のサトウキビは、糖度が13から15度もある。9800㌧以上の砂糖生産を目指していく。操業終了まで安全操業をお願いしたい」と呼び掛けた。

 

 初日は午前8時から操業が始まり、1日で800㌧が搬入された。当初、操業開始は15日の予定だったが機械の故障で、この日の搬入スタートとなった。操業は2013年4月5日まで。