2013年、新石垣空港開港の…

 2013年、新石垣空港開港の年が幕を開けた。今年は新空港周辺に必要とされる物流施設など整備やそれに伴う投資などで石垣市内の経済活性化を期待する声が多い◆しかし、不況風が吹きすさぶ世情のなか、住民の悲願とされた一大プロジェクトが終わりを迎えたことで、いっそうの景気悪化を心配する意見も聞こえてくる◆新年号のインタビューのなかで、八重山の産業の力不足を認め、島外へ飛行機に乗せて送る商品が少ないことを指摘する意見も掲載された。現状打破のため、新たな産業振興の必要性が感じられた。八重山の経済はこれからが正念場だ。これまでの産業を強化し、新たな産業を掘り起こすことが必要だが、容易に事は進まないだろう。簡単であれば、何らかの取り組みがなされているはずだが、いまだ耳にしない。掛け声のようなものはあっても具体的な動きは見えない◆そんな中、国内の他地域には生息しない外来種であるクジャクを、剥製やフライフィッシングで用いる毛バリの材料として活用したいという声が県外の人から届いた。島の中で生活している我々には思いつかないニーズだ◆八重山資源や物産の魅力に気づき、生産・加工にアイディアを出し、それを島外、県外、国外のマーケットに送り出す産業コーディネーターの必要性を感じる。