12年は3868件受理 飲酒に絡む通報多い 八重山署 きょう110番の日

適正な110番通報を呼び掛けている=9日午前11時過ぎ、八重山署
適正な110番通報を呼び掛けている=9日午前11時過ぎ、八重山署

 きょう1月10日は「110番の日」―。八重山警察署(小禄重信署長)は10日、石垣港離島ターミナルでチラシ配布を実施して八重山郡民に110番通報制度に対する理解と協力を求める広報活動を実施する。同署の12年中の受理件数は3868件。泥酔者訴え、刑法犯、交通関係の通報が多いことが特徴。


 110番は、事件・事故発生時にその関係者や目撃者が被害者の救護や犯人逮捕のため警察へ通報・連絡する「緊急用務のための大切な電話回線」。県警本部は事件・事故など緊急性のある場合は110番を、緊急性のない照会や警察相談は警察相談(♯9110)の利用を呼び掛けている。


 110番通報をする場合には①何があったか②どこで(場所など近くの目印)③いつ④犯人はいるのか、逃げたのか(人相、服装など特徴)⑤今、どうなっている⑥通報者の住所、名前、電話番号―の6つのポイントを慌てずに落ち着いて掛けること。


 また、通報に多い携帯電話では、通報場所の確認が難しく、途中で通話状況が悪く突然切れる場合もあり、「非通知」での110番通報を避けることを呼び掛けている。


 08年4月から県警本部にハイテク機能を備えた新システムを導入し、集中管理されたが、八重山署管内では、依然として事故や事件以外の緊急性のない照会や相談などが全体の4割近くを占め、緊急性のある事件・事故の早期対応に支障をきたす場合もある。


 同署受理件数の内訳では、路上寝込みや泥酔者の通報が653件、駐車違反、騒音苦情などの相談は840件、ひき逃げ、交通違反の交通関係は717件、窃盗犯などの刑法犯関係は262件、虚偽・誤報は81件だった。


 運転免許証の更新手続きや交通違反点や落とし物や忘れ物の問い合わせなど緊急性のない相談や要望の場合は「♯9110」の利用を呼び掛けている。


 110番の日は、110番の正しい運用方法のお願いと相談については「♯9110」の利用を呼び掛けるイベントとして毎年実施。


 八重山署では10日午前8時から、石垣港離島ターミナル警察官立寄所前で、一日署長を委嘱された「ぱいーぐる」(新空港マスコット)、「ピカリャ~」(竹富町マスコット)がチラシ配布を行う。