仲間幹事長 人選「全くの白紙から」 市長選、中山市長不支持も

 自民党石垣支部の仲間均幹事長(市議)は11日、来年の市長選に向けた候補者選考作業について「全くの白紙から行っていく」と述べ、中山義隆市長の再選を支持しない可能性を示唆した。同支部の新春旗開きで発言した。中山市長と与党の一部にある不協和音が露呈した形。中山市長は再選を目指すことが確実視されるが、与党の候補者選考作業では紆余曲折がありそうだ。


 旗びらきはこの日夜、市内ホテルで開かれ、開会のあいさつに立った仲間氏は市長選に言及。「支部はまず、中山市長の公約の総括から入る。人選作業は全くの白紙から行っていく。与党として地域の活性化、市民の安心安全な暮らしのために頑張りたい」と述べた。


 仲間氏は取材に対し、発言の真意について「人選作業は中山市長ありきではない」と明言。「(市長は)議員に相談もなく、勝手に走っているという声もある。幹事長としての責任で人選作業に入り、与党1人ひとりの意見を聴取し、市長の公約を総括しながら判断する」と説明した。人選作業は3月から始まるとの見通しも示した。


 一方、旗びらきのあいさつで砂川利勝支部長(県議)は「中山市政をしっかりともりたて、八重山を発展させたい」と強調。市長選には言及しなかった。


 市長選をめぐっては、中山市長を支持する民間団体の八重山維新の会が、再選に向け水面下で与党議員などに働きかけを強めている。一方で仲間氏ら与党議員2人は昨年、いったん与党離脱を表明。ベテラン議員と市長との亀裂もささやかれている。