用地補償14億8000万円 ルートや事業計画説明 アクセス道で県土木事務所 宮良公民館

新石垣空港のアクセス道計画の図面を見る地権者ら=宮良公民館
新石垣空港のアクセス道計画の図面を見る地権者ら=宮良公民館

 新石垣空港アクセス道路説明会(八重山土木事務所主催)が17日夜、宮良公民館であり、県担当者が事業計画と用地補償を説明、事業への理解と協力を求めた。説明会は昨年6月に続き2回目。

 

 担当者2人が、事業計画と用地補償について報告。補償については4月以降、用地・不動産を調査した上で買収金額を算定。7月から順次、地権者と交渉すると伝えた。公共事業への不動産譲渡で税控除制度の存在も語った。事業は、用地取得が完了した区間から着工する方針も示した。


 出席者からは、宮良で神聖視されている水源「ウイナンガ」が、道路工事によって枯渇する可能性を指摘、設計変更を求める意見や排水・環境対策、全線4車線化を要望する声などが上がった。

 

 県担当者はそれぞれの質問に対策を解説するとともに、要望への検討を約束した。アクセス道(県道石垣空港線)は、白保―平得間の総距離8・8㌔。4車線(平得―大浜)と2車線(大浜―白保)併用で計3区間に分け、2013年度着工、16年度の開通を目標にしている。

 

 総事業費は81億円。うち2割にあたる14億8千万円を用地補償に充てる予定。地権者数は確定されていない。アクセス道開通で、市街地から新空港まで、車両通行時間が16分短縮される見込み。


 アクセス道ルートは検討委が08年8月、6案の中から現行ルートを選定した。説明会は25日午後7時から、白保公民館でも開かれる。