石糖、今期初出荷 2億3千万相当

粗糖を満載したトラックが名蔵の製糖工場を出発した=17日午前、石垣島製糖前
粗糖を満載したトラックが名蔵の製糖工場を出発した=17日午前、石垣島製糖前

 石垣島製糖(山田忠弘社長)は17日、今期操業で生産した粗糖1500㌧を初出荷した。名蔵の工場から粗糖を満載したトラックが次々と石垣港に向かい、貨物船に荷を積んだ。粗糖は約2億3千万円相当。千葉県の新東日本製糖に運ばれる。


 名蔵の工場で開かれた初荷式で山田社長は「天候の影響で原料が思うように入らず、ようやくきょう初荷式を迎えることができた。ぜひ無事故で初出荷したい」とあいさつ。

 

 トラックの運転手を代表して玉城淳一さんが「プロとしての自覚を持ち、無事故で安全運転に心がけます」と安全宣言した。

 

 トラックの到着を待って石垣港でもセレモニーが開かれ、貨物船を運航する琉球海運の翁長春雄常務取締役が「丹精込めた粗糖を一粒残らず目的に届けたい」と述べた。

 

 石垣港に到着したトラックは、パイプラインを通じて粗糖を貨物船に移し、さらさらした粗糖がうず高く積まれた。粗糖は2日間かけて積みこまれ、貨物船は18日午後出港する予定。今期の初荷式は前期に比べ10日早い。粗糖の輸送には7隻の貨物船を手配している。


 今期操業は昨年12月19日から始まり、4月上旬まで続く予定。農家571戸で原料生産量約8万2千㌧、砂糖生産量9864㌧を見込んでいる。