献血協力も評価基準に 市発注工事の業者格付け 28日に説明会

石垣市で行われている移動献血。今年から業者の格付けの評価基準に「協力」が盛り込まれる(資料写真)
石垣市で行われている移動献血。今年から業者の格付けの評価基準に「協力」が盛り込まれる(資料写真)

 石垣市が公共工事の入札に参加する業者を格付けする際、社会貢献の評価基準の一つに「移動献血への協力」を盛り込むことが24日分かった。今年は2年に1度の格付けがある。市は県内でも献血に対する意識が高い自治体。しかし従来、業者の協力は公共工事の受注に反映されていなかった。今年度は、17年ぶりに目標を達成できなかったこともあり、再挑戦への期待も込めた基準設定と言えそうだ。

 

 市が設定している評価基準は、技術者数や雇用規模、新卒・障害者の雇用数など8項目で、この中に「社会貢献」が含まれている。社会貢献の評価基準は、県建設業協会八重山支部などの業界団体に加入していることだったが、今年の基準見直しで、新たに移動献血への協力と、災害時の応急対策業務協力が盛り込まれた。


 業者が2010年度と11年度の2年間で、1回以上献血していた場合、従業員1人につき1点が与えられる。ただし、上限は10点。この2年間に献血に協力していなかった業者に対しても、次回の格付けに向け、次年度以降の献血への協力を促す効果がある。

 

 市と災害時の応急対策業務の協力協定を締結した場合、業者には5点が与えられる。対象期間は今年2月1日までとなっている。

 

 また、今年から市外、県外業者を格付けの対象から外し、資格の登録のみを行うことになった。地元業者を優先して指名する方針を明確化したものと見られる。
 市によると現在、格付けされている業者は市内が170業者、市外、県外が349業者で、市外、県外業者のほうが多い。

 

 格付けは土木・建築工事の業者の場合、AランクからDランクまであり、5千万円以上の工事はAランクしか受注できないなど、ランクによって受注額が異なる。

 

 市は建設工事入札参加資格審査と格付け基準の説明会を28日午後6時から、市役所会議室で開催する。審査書類の提出期間は2月1日から25日まで。