県平均以上のレベル維持 学力向上実践発表 中2英語で成果顕著 竹富町

竹富町の学力向上推進実践発表会が開かれた=2日午後、町離島振興総合センター
竹富町の学力向上推進実践発表会が開かれた=2日午後、町離島振興総合センター

 2012年度竹富町学力向上推進実践発表会(町学力向上推進委員会主催)が2日、西表島の町離島振興総合センターで開かれ、町内の小中学校、地域の取り組みが発表された。また、12年度の全国学力・学習状況調査や県学力到達度調査の結果で、町内の児童生徒は県平均正答率をほぼ上回っていることを報告した。

 

 町教委は、全国学力・学習状況調査で「全国平均正答率を上回る」、県学力到達度調査で「県平均正答率よりプラス6ポイント」という目標を設定、取り組んできた。


 全国学力・学習状況調査では、小学6年生が国語A・B、算数B、理科で目標を達成した。中学3年生は国語B以外で全国平均正答率を下回る結果となったが、「対象生徒が09年度に行われた同調査と照らし合わせると、活用問題(B問題)で改善がみられた」と説明。

 

 県学力到達度調査では、小学3年生が国語A・B、小学5年生が国語B、算数Bで目標を達成。小学5年生の算数Aは県平均正答率を下回り、「数の概念をしっかりと指導する必要性の課題が浮き彫りになった」としている。

 

 中学2年生は全教科で目標値を大幅に上回り、特に英語は「ALT2人の活用やホームステイ事業が英語力の定着に結びついている」とした。実践発表は、学校教育部会から白浜小学校と黒島小中学校、家庭・地域教育部会から祖納・干立地区と船浮地区が取り組みをそれぞれ紹介した。


 このうち、黒島小中学校の小学部会は「音読集会の実施」を紹介。全児童が輪番で司会を務め、発表者は体育館舞台上で音読を行うもので、「童話・お話大会やデイサービス施設訪問で堂々と発表することができた」と成果を挙げた。船浮地区は、今年から始めた地域人材を活かした三線教室や英会話教室などの取り組みを発表した。