石垣に「スポーツの春」 キャンプ今年も目白押し 新施設建設の要望も プロ・高校・大学

キャンプイン前日、グラウンドを視察し笑顔を見せるロッテ・伊東監督。右は清田(共同)
キャンプイン前日、グラウンドを視察し笑顔を見せるロッテ・伊東監督。右は清田(共同)

 2月から3月にかけて、石垣島ではプロ野球ロッテをはじめとする高校、大学のキャンプや、スポーツの試合が目白押しになっており「スポーツの春」が到来する。温暖な気候や充実した施設が魅力で、運動公園などを管理する市公共施設管理公社によると、全国のスポーツ関係者からキャンプの希望があるものの、需要に応じ切れていない状況だという。嘉数博仁事務局長は「将来的には、スポーツ施設をさらに増やすことが必要だろう」と話す。

 

 ロッテのキャンプは2月1日にスタートした。大学野球は20日に大東文化大、27日に慶応大、3月17日に共栄大がキャンプインする。高校野球は3月3日に聖光学院(福島)、14日に横浜隼人、21日に一関学院(岩手)のキャンプが始まる。聖光学院と一関学院は東日本大震災後、初の来島となる。

 

 3月15日には日体大アーチェリー部が3年目の合宿に入る。同大関係者は合宿地としての石垣島を高く評価しており「石垣をアーチェリーのメッカにしたい」と意気込んでいるという。

 

 3月9日には新石垣空港開港記念イベントとして全早慶戦(ОB、現役による試合)が沖縄で初めて開かれる。同23、24日には昨年に続いてプロバスケの琉球キングスの試合がある。

 

 2月17日には石垣島アスリートクラブが石垣島ジュニア陸上教室を開き、ロンドン五輪日本代表らを講師に招待する。市は今年度の一括交付金を活用し、キャンプや大会などを積極的に誘致する「スポーツ!ウェルカム!石垣島!事業」を展開している。

 

 市公共施設管理公社の嘉数事務局長は「石垣島は気候が温暖で花粉症もないし、野球場、屋内練習場、総合体育館などが一つのエリアで隣接しており、移動しやすい」と石垣島の魅力の理由を説明。


 キャンプ地としての需要に応えるため、将来的には新たな野球場、サッカー場、多目的ホール、ゴルフ場が必要だとして「(スポーツを目的に来島する人たちは)確実なリピーターになり、地元への相乗効果も大きい。需要はさらに増えることが確実で、地の利を生かしたステージを提供するべきだ」と強調する。