埋め立て14年度完了へ 旧船揚げ場、公共的利用 防暑施設も整備進む  新栄町

埋め立てが完了した新栄町船揚げ場の旧水面。中央に見えるのは防暑施設(13日午後)
埋め立てが完了した新栄町船揚げ場の旧水面。中央に見えるのは防暑施設(13日午後)

 石垣市の旧新栄町船揚げ場埋め立て工事が順調に進んでおり、水面の埋め立てがこのほど完了した。工事は2014年度に終わる予定で、事業主体の市は埋め立て地を公民館や漁村団地などの公共的な用途に利用する方針。旧船揚げ場の代替施設として設置された新たな船揚げ場では、漁業者が漁船の維持管理を行う防暑施設の整備も進んでいる。

 

 市水産課によると、埋め立て面積は水面が約6400平方㍍、周囲の用地もすべて含めると1万5500平方㍍。埋め立て工事は11年12月から始まった。土砂投入量は計画では4万8500立方㍍で、現在までに約2万3000立方㍍が投入済み。


 当初は投入する土砂の購入費として約1億円を想定していたが、実際には公共工事で出た土砂の再利用などがあったため、購入費は計画の約半額に抑えられる見通しだという。

 

 旧水面の埋め立てが完了したため、今後はコンクリートの斜路、放置されている漁具倉庫や漁船の撤去作業に入る。


 埋め立て地は市有地。市は公民館、漁村団地、漁業用コミュニティ施設用地などを建設する構想図を作成しているが、具体的な事業化は今後の課題になる。


 代替施設の船揚げ場や防暑施設は県が事業主体になっている。防暑施設は漁業者が炎天下を避け、漁船を手入れするための施設で、建設工事は3月までに完了する予定。