島産米で化粧品 「カナン」販売開始

石垣島産黒米などを使った化粧品が開発された。左から我喜屋会長、仲新城代表、金田商品開発部長、市商工会の髙屋恵子さん=19日午後、市商工会
石垣島産黒米などを使った化粧品が開発された。左から我喜屋会長、仲新城代表、金田商品開発部長、市商工会の髙屋恵子さん=19日午後、市商工会

 石垣市商工会(我喜屋隆会長)はこのほど、化粧品開発や製造、販売などを行う株式会社レキオボーテ(真田孝範代表取締役社長)と、自然素材を使った化粧品「canann(カナン)」を開発した。商品は6日から市特産品販売センターと市経済公社の2カ所で販売を開始している。


 2年がかりで開発された「カナン」は、石垣島産黒米と久米島の海洋深層水、沖縄にしか存在しない泥・クチャなどから作られている。商品は、メイク落としや化粧水などのスキンケア商品をはじめ、シャンプー、コンディショナーといった8点。

 

 黒米は、仲新城精米店(新川)の仲新城淳代表が無農薬で作ったものを使用している。仲新城代表は1988年から3年間、黒米の作り方を研究。米ぬかなどで発酵土壌づくりに取り組み、黒米の完全無農薬農法を確立させた。

 

 19日、市商工会で開かれた記者会見で、レキオボーテの金田勲商品開発部長は「黒米は抗酸化作用のあるポリフェノールのアントシアニンが豊富で、栄養価も高い」と説明。「与那国島の長命草や波照間島のモチキビなど良いものがあるので、今後も化粧品に応用したい」と語った。

 

 商品はこれまでインターネット販売のみだったが、6日から市特産品販売センターと市経済公社で販売を開始した。店舗販売は市内の2カ所のみ。

 

 我喜屋会長は「すばらしい商品をぜひ市民に知ってもらい、使ってほしい」とアピールした。

 

 価格はメイク落としが2940円。またスキンケア商品4点が入ったトライアルセットが1500円など(どちらも税込)。