JA企画「生産意欲向上を」 「農家の嫁」志願続々 

 未婚の農業男性が参加する婚活イベントが23日から始まっており、24日には参加者が黒島の牛まつりを楽しんだ。男女各18人が参加している。
 主催したJAおきなわ八重山地区本部は「独身の農業者が家庭を持つことの楽しみを知り、生産意欲の向上につながってもらえれば」(下地義次本部長)と期待している。


 JAによると、女性18人のうち14人は石垣島在住の県外出身者、2人は岩手県在住者。年齢は男性が50代から30代、女性が42歳から24歳だった。
 23日には顔合わせのパーティが市内ホテルで開かれた。2分30秒ずつの「アピールタイム」では「ふだんは無口な男性も、競争原理が働いて、よくしゃべっていた」(JA関係者)という。


 24日の牛まつりでは男女22人が来島し、イベントにカップルで参加するなど、仲睦ましい姿も見られた。
 参加者の女性(29)=福岡県=は「ご縁があればここに住んでもいいかな」と笑顔。40代の男性は「早く彼女を見つけて落ち着きたい」と話した。
 成立したカップルには今後数回、農作業の共同体験などを行い、相互理解を深めてもらう。


 安里成秀副本部長は「独身の農家が多く、婚活イベントをしてほしいという要望があったので企画した。農家の若い嫁にも企画会議に入ってもらい、4カ月かけてイベントの内容を話し合った」と説明。
 カップルの成否について「3カ月後に調査したい」と期待した。