「指導に断固抗議」 反対派住民が文科省非難

義家氏に要請書を手渡す「住民の会」などのメンバー=1日午後、町教委
義家氏に要請書を手渡す「住民の会」などのメンバー=1日午後、町教委

 竹富町教育委員会の指導に訪れた文科省の義家弘介政務官に対し、育鵬社の公民教科書採択に反対する「竹富町の子どもに真理を教える教科書採択を求める町民の会」「子どもと教科書を考える八重山地区住民の会」のメンバーらが1日、「不当な『指導』に断固抗議する」などとした文科相あての要請書を手渡した。


 要請書では、竹富町の公民教科書が有償とされた原因は「文科省の法律や前例に反する対応にある」などと主張。採択地区協議会の調査員の報告書を尊重し、関係者の要請に応えた「同一教科書」の無償給付、それが実現するまでの間の竹富町に対する教科書の無償給付を求めた。


 「住民の視点で教科書をえらぶ会」も「竹富町を無償給付の対象としていなかった違法性を恥じるべき」などとする抗議文を提出した。


 メンバーは、竹富町教委を指導した義家政務官に対し「竹富町は悪くない。画期的なことをした」「政治権力の恫喝(どうかつ)だ」などと口々に声を上げた。