観光客へのIT環境整備へ 10議案審議 竹富町議会

TPP交渉参加表明を前に行われた参加反対に関する要望決議意見書を全会一致で可決した竹富町3月議会=13日
TPP交渉参加表明を前に行われた参加反対に関する要望決議意見書を全会一致で可決した竹富町3月議会=13日

 竹富町議会(西大舛髙旬議長)3月定例会は13日、本会議を開き、各地区の辺地総合整備計画の一部変更案や、高齢者ゆくい処指定管理者の指定案など10議案の審議を行った。各地区の辺地総合整備計画では、町内に訪れる観光客のインターネット環境を整えるため、公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」の整備事業を追加している。

 

 町は一括交付金を活用した地域総合ポータルゲートウェイ事業の一環として、町内の観光客でにぎわう旅客ターミナルや観光地など29カ所にワイファイを整備する計画。整備されれば、範囲内でスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット型多機能端末で高速インターネットを利用できる。

 

 企画財政課の勝連松一課長は「ワイファイを設置して、観光情報などを受信できるように整備を行いたい」と説明。また各地区の同事業費設定については、「各地区で電波受信の差が出てくると思う。事業費の設定は難しいと考えているが、状況を見ながら対応をしていきたい」とした。

 

 高齢者ゆくい処指定管理者の指定案は、竹富町社会福祉協議会(根原憲永会長)を指定管理者として、小浜島と黒島にある高齢者施設「ゆくい処」の運営管理を委託するもの。

 

 指定管理者の選定を行う選定委員会の構成について質疑があったが、答弁で2度の訂正があったことから、議員から「丁寧な答弁をお願いしたい」と指摘があった。