最新鋭の施設披露 航空燃料用地下タンクも 海域警備に決意新た 海保石垣航空基地

最新鋭の設備を備えた石垣航空基地
最新鋭の設備を備えた石垣航空基地

 7日の新空港開港に伴い同空港に移転した第十一管区海上保安本部石垣航空基地(藤井伸弘基地長)の竣工披露式が15日午後、同基地で開かれた。国内14基地で初めての機体洗浄装置や航空燃料を保管する地下タンク(60キロ)を備え、延べ面積も旧基地の1・6倍になった。藤井基地長は「最新基地の機能を十二分に活かし、職員一丸となって頑張る」と決意を新たにした。

 

 新航空基地は業務効率の向上を図るために庁舎と格納庫を1棟にまとめ、所属機体(ヘリ2機、飛行機2機)全てを一箇所に格納できる。延べ面積は3018平方メートルで、旧基地1876平方メートルの約1・6倍。59人いる職員の増減はない。


 設備は、航空機の塩害対策として機体洗浄装置を国内で初めて設置した。
 民間のタンクローリーを介して行っている給油も航空燃料を保管する地下タンクを備えて、フライト70~100回分を対応できる60キロの燃料を収納できる。


 このほか、太陽光発電ソーラーパネルや出力を向上させた非常用発電機も設置された。竣工披露式で、藤井基地長は「多様化する業務を正義、仁愛を旗印に沿海域の警備などにまい進したい」とあいさつした。


 眞嶋洋第十一管区海上保安本部長は「最新施設を活用し、八重山郡民の期待に応えてほしい」、川満栄長竹富町長は「急患輸送無事故の更新を祈念する」と期待した。


 航空基地によると、今月中には、積載量や継続距離が向上したヘリ(アグスタ式139型)2機が、現ヘリに変わるという。また、急患輸送業務は、基地からヘリを発進させ、患者収容後に現空港のヘリポートで市消防本部に引き継ぐ形で実施している。引き続き、出席者は施設内を見学した。