「石垣島ファン増やそう」 まちづくりで提言 市民会議を開催

「石垣島のファンを増やそう」と呼び掛ける古田さん(左端)=石垣市商工会ホール。
「石垣島のファンを増やそう」と呼び掛ける古田さん(左端)=石垣市商工会ホール。

 「新空港開港後のまちづくりを考えよう」をテーマにした中心市街地まちづくり市民会議(石垣市主催)が16日、市商工会ホールであった。古田篤司さん(まちづくり実践塾主宰)=神戸=を司会に、地元企業の代表者ら6人が意見交換、まち興し策を提言した。

 

  平田篤さん(市商工会事務局長)は新石垣空港開港で、初めてバスで空港に行った体験を報告。「車窓からの景色がいい。空港からターミナルまで、バス路線の演出を考えては」と提案した。


 石垣の暮らしそのものを観光資源に―と主張したのが、西村亮一さん(タウンマネージメント石垣スタッフ)。「石垣島はきれいな海を見ながらお茶が楽しめ、10分もあれば竹富島にも行ける。暮らしの価値を売り物にしていこう」と強調した。


 平良静男さん(石垣島スパイスマーケット代表)はリゾートウエディングの可能性を指摘。「ハワイと同じ年間2万組の挙式を実現できれば、その10倍の集客が見込める」と期待した。


 奥平まゆみさん(平田観光代表)は従来の癒し観光の限界を語り「今の観光客は旅行にテーマ性を求めている。島民が日常的に利用する店を紹介したり、地元との交流で元気を与える体験が求められている」とした。


 下地寛正(市特産品振興会副会長)と池淵功寛さん(しまりぱ代表)は、観光ピーアールとともに特産品販売の取り組みを報告した。


 会議に先立って古田さんが講話。市街地活性化に向け「石垣島のファンを増やそう」と説き、単発のイベントではなく、人との交流を大事にした「口コミ」効果の利用を訴えた。