記録的豪雨、男性死亡 石垣で3月観測史上最多 道路陥没で通行止めも

陥没し交通規制が行われた熱研前の通り
陥没し交通規制が行われた熱研前の通り

 前線と南からの湿った空気に覆われ、大気の状態が不安定となり、八重山地方では18日朝から雷と豪雨に見舞われた。一時大雨洪水警報が発令され、市内50歳代の男性が側溝に転落して死亡した。石垣市では三月観測史上最多の一時間に94・0ミリを記録した。

大雨で冠水した赤土橋近くの土地
大雨で冠水した赤土橋近くの土地

 この雨で、道路はあちらこちらで冠水し、排気管から水が入るなどして、エンストするレンタカーも続出。また、熱研前の道路が幅約5メートルに渡って陥没しているのが発見され、付近の道路は18日夜現在も通行止めとなっている。
 このほか、嵩田植物園と国立天文台VERA石垣観測局近くの道路路面が一部損壊。


 また、国道390号や南大浜など各地で道路冠水が続出、一時交通規制を実施した。


 新石垣空港発着便は遅れや条件付きの運航ではあったものの、欠航した便は石垣~与那国間の2便のみ。空港に向かう国道が至る所で冠水し、車によっては通行不能状態となり、飛行機に乗り遅れた人も多数いた。


 市によると、大雨による床下浸水や道路冠水などの通報は27件。
 石垣島地方気象台では同日午前11時半に石垣市に大雨洪水警報を発令。低地での浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけ、同日午後4時2分、警報を解除した。気象台によると、降り始めの18日午前10時から同日午後4時までの24時間雨量で、市内登野城で254.5ミリという3月としては観測史上最大の雨量を記録した。
 各地の総雨量は次の通り。
 ▽登野城=254・5ミリ
 ▽伊原間=41ミリ
 ▽盛山(石垣空港)=233・5ミリ
 ▽川平=116・5ミリ