竹富町一般質問 来年度も東書版使用へ 教科書問題 文科省指導を拒否

 竹富町議会(西大舛髙旬議長)3月定例会は19日、一般質問の日程に入り、初日は宮良用範、島仲秀憲、前泊竹宏、新田長男の4氏が登壇した。町が八重山採択地区協議会の教科書選定に従わず、東京書籍の公民教科書を採択した問題で文部科学省から指導を受けたことに対し、慶田盛安三教育長は「4月からも東京書籍を使う。子どもたちには支障はない」とした。

 

 教科書問題は新田氏が質した。慶田盛教育長は「私たちが法令違反をしていることでもなく、あえて指導を受ける意はない」とし、「今月開かれる定例会で確認をするかと思うが、教科書については今、使用している教科書(東京書籍)を使う」と強調した。


 役場移転については島仲、新田氏が質問。新田氏は「トーンダウンしているように感じる」と指摘した。


 町は単独自治体施行100周年事業として役場移転を推進してきたが、川満栄長町長は「コンセンサスを得るべく努力をしてきたが、住民や議員の理解を得るには達していない」と、100周年事業での移転は厳しいという考えを示した。


 住民投票の早期実施も求められたが、「今すぐという考えはない。いろいろな角度から意見を聞き、任期中に実施する」とした。


 町内の海底送水管について、東舟道博昭建設課長は1月に発生した石垣竹富間の海底送水管の漏水を再度、陳謝。今後は海底送水管の定期点検を踏まえ、遠方監視装置を導入し、異常な状況を早期に発見していくと説明した。
また「更新に向け、整備計画を早急に策定していく必要がある」と述べた。