目に涙浮かべる女性も クーペ&シホ石垣初ライブ

師弟コンビの個性的な歌声を大塚さんの重厚なチェロが支えた=シティジャック、美崎
師弟コンビの個性的な歌声を大塚さんの重厚なチェロが支えた=シティジャック、美崎

 ラジオ沖縄の番組「人生まだまだこれからじゃん」のパーソナリティー、クーペ&シホの石垣島初ライブが春分の日の20日夜、シティジャック=美崎=であった。ファンが詰め掛け、メッセージ性の強い歌声を楽しんだ。


 元落語家で、脳梗塞で2度倒れながらもライブを続けているクーペさん、国立音楽大学ピアノ科卒業で、レコード大賞の金賞を受賞(作曲、2006年)したシホさん。師弟ミュージシャンの2人はクーペさんが作詞、しほさんが作曲を担当し曲作り。東京を拠点に全国各地で音楽活動を続けている。


 石垣島初ライブは2部制。1部はシホさんがチェリストの大塚幸穂さんと組んで、透明感のある歌声とピアノ演奏を披露、「気分上々」ほか音大出身の力を見せた。2部からクーペさんも加わり、オリジナルの「25年ぶりの手紙」や「あたりまえにありがとう」、「月並みな言葉」―を軽妙な語りを交え観客に贈った。


 代表曲「がんばろう」と「がんばらないで」では、目に涙を浮かべ聴き入る女性も。アンコールで最後の曲は、クーペさんの「この素晴らしき世界」。サッチモの名曲を英語で独特のしゃがれ声で歌い上げ、「また来ます」と約束し、ライブを締めくくった。