中山義隆石垣市長の2013年度の施政…

 中山義隆石垣市長の2013年度の施政方針が3月議会で行われ、本紙でも全文を紹介している◆産業振興で魚介類ブランド化事業として「尖閣マチ・尖閣ハタ・尖閣カツオ」の商標登録に向けて取り組みを行うとしているが、昨年石垣市が助成し、八重山漁協が商標登録した「尖閣マグロ」は現在、どのような動きになっているのだろうか、漁業者に取り組みについての話を聞いても進展は聞こえてこない◆地元で水揚げされた水産物や地場産の農産物を商標登録し、他地域との差別化を図るブランド化に異論を唱えるつもりはさらさらなく、逆に奨励する考えに大賛成だ◆しかし、誰がどうやるかが問題だろう。尖閣マグロのように商標だけ得て、なにも動きがなくては宝の持ち腐れと言われてもしかたがない◆石垣市もただ助成をするのではなく助成した結果を評価し、次の展開に活かすシステムづくりが必要だ。地元の経済団体の意向を無条件に丸呑みしては税金の無駄遣いとなってしまう◆市が助成する鮮魚のブランド化は漁業で生計を建てる漁業者のために行うべきであり、やみくもな助成で将来、事業展開を見据える民間企業の障害になってはならない。「尖閣マグロ」の早急な運用開始を期待したいものだ。