外間町長「条件整えば出馬」 町長選、与党の支持求める 迷惑料は「協力費」に 与那国町議会

 与那国町議会(前西原武三議長)は28日から一般質問の日程に入り、初日は嵩西茂則、崎原孫吉、糸数健一の3氏が登壇した。8月の町長選について外間守吉町長は「条件が整えば出馬したい」と述べ、与党の支持などを条件に挙げた上で、3選出馬に意欲を示した。自衛隊配備に伴う用地交渉で町が防衛省に要求している「迷惑料」10億円について外間町長は「マスコミ報道は私の真意と違う」として「市町村協力費」という名目に改める考えを明らかにした。10億円の要求は続ける考え。

 

  町長選については与党の嵩西氏が「3期目に向けて頑張っていただきたい」と出馬要請。


 外間町長は①町内の保守層で組織する自民党総務会②与党―の支持が得られることを条件に「出馬に向け取り組みたい」と述べた。


 昨年、一時不出馬を示唆し、他の2人の人物に出馬を打診したことを認め「(2人から)1月に再びあなたが出ないといけないと言われた」と説明した。


 沖縄本島からの光ファイバーケーブル敷設については嵩西氏と糸数氏がただした。外間町長は、沖縄本島―多良間島―与那国島―波照間島のルートで2015年度までに敷設が完了する見通しを示した。


 事業主体は県で、新年度は海洋調査や設計費などに約8億円を計上。県内の各離島に光ファイバーを敷設し、総事業費は約112億円に達するとし、与那国便が日本トランスオーシャン航空(JTA)のジェット機から琉球エアーコミューター(RAC)のプロペラ機に変更されたことについて、嵩西氏は「非常に欠航が多く、満席も多い。(プロペラ機は)各市町村でフル運航しており、非常に危険極まりない機材になっているのではないかと懸念される」と述べ、ジェット機の運航を復活させるよう求めた。


 外間町長は「サービス水準の低下がある」と述べ、国、県に対し、JTAを指導するよう求める考えを改めて示した。


 高校がない離島から沖縄本島に進学した生徒の住居費などを支援する離島高校生就学支援事業で、町の手続きが滞っていることも判明。


 崎原用能教育長によると、町の対象者は65人だが、学生寮に入っている生徒33人の扱いをめぐり、県と町の審査基準に食い違いがあったという。他の32人については年度内に支援金を交付できる見込み。