35%増の30億円計上 一括交付金で21事業 与那国町一般会計

 与那国町の2013年度一般会計予算は30億8000万円で、前年度比8億200万円(35・2%)の大幅増になった。一括交付金(沖縄振興特別推進交付金)と、今年1月に閣議決定された「日本経済再生に向けた緊急経済対策」の事業費を計上したため、投資的経費が膨らんだ。厳しい財政状況が続く中、一般会計で30億円超の予算編成となったことについて、町総務財政課は「久々の大型予算」と地域振興の事業効果に期待を寄せている。

 

 一括交付金事業は8分野21事業で2億7500万円。新規事業はウブドゥマイ浜観光道路・駐車場整備、サトウキビ増産対策支援、優良繁殖牛導入補助金、比川地区津波避難タワー設置事業などを計上した。


 家庭学習支援モデル事業、与那国方言伝承事業、ドゥナン・ファンド推進事業などには継続事業で取り組む。


 日本経済再生に向けた緊急経済対策による事業は4億7722万円で、農道整備など、地域の実情に応じた農業基盤整備を計画している。


 人件費は報酬、給料などが前年並みだったものの、退職手当負担金などの経費が増加したため、前年度比10・2%増の6億2619万円になった。


 負担金・補助金は、町婦人連合会への活動支援補助金20万円が「久しぶりの復活」(同課)。離島航路運航安定化支援事業町負担金なども計上し、総額で2億円余となった。


 特別会計は6会計合計で5億7538万円となり、簡易水道新設改良工事、比川地区農業集落排水事業が終了したため、前年度より3億6593万円(38・9%)減となった。