家畜保健衛生所が完成 宮良ジャー原に移転 従来の3倍規模

新築移転した八重山家畜保健衛生所=宮良ジャー原
新築移転した八重山家畜保健衛生所=宮良ジャー原

 八重山家畜保健衛生所(多嘉良功所長)の新築移転に伴う看板設置式が2日、移転先の市内宮良ジャー原の新庁舎で行われた。新庁舎は総事業費2億8981万円。口蹄疫など家畜伝染病発生の際にも迅速に対応できるように、庁舎内に事務と作業のゾーニング(区分)を踏まえた作業効率の良い部屋の配置と動線が特徴。建築面積も旧庁舎の3倍に拡大した。

 

看板設置する玉城センター所長(右)、多良間所長
看板設置する玉城センター所長(右)、多良間所長

 八重山家畜保健衛生所の新築移転事業は2011~13年の3ヵ年間で行われ、敷地面積7400平方メートル、建築面積793・52平方メートルのコンクリートブロック平屋建て。


 大川の旧庁舎の3倍の広さとなり、庁舎内には家畜伝染病発生時の検査・実験室、準備緊急機材室が設置され、高病原性鳥インフルエンザや口蹄疫の特定管理疾病発生の際も効率、迅速的に対応できるような施設になっている。
 新庁舎の業務は3月18日から行われ、多嘉良所長は「新空港開港の観光客増加により、疾病侵入リスクも予想され、家畜保健所の責任も重くなる。職員一丸となって侵入防止に努めたい」と話した。


 八重山農林水産振興センターの玉城肇センター所長は「新庁舎で防疫衛生と畜産振興の業務を引き続き行い、八重山発展に寄与したい」と述べた。
 八重山家畜保健衛生所は1956年の琉球種畜場八重山支場を前身に、復帰の72年に中央家畜保健衛生所八重山支所として開所。 92年に八重山家畜保健衛生所に格上げされた。
 これまで、ミバエ、オウシマダニの根絶に尽力。現在、所長を含め職員13人体制。