新築された伊原間公民館を…

 新築された伊原間公民館を訪れたついでに、伊原間海岸にも足を延ばした。ひと目見て驚いたのは大量の漂着ごみの山だった◆ペットボトルや空き缶は言うに及ばず、バケツや鉄パイプ、粉ミルクの容器など「何でこんなものが」と思うようなごみが散らばっている。ほとんどのごみに中国語の表示があり、外国から流れ着いたものであることが分かった◆ふと目を上げると、本土から来た観光客とおぼしきカップルが海岸を散歩している。「美しい八重山の海」をイメージしてやって来た観光客は、漂着ごみの山を見てどう思うだろうか。地元住民として、恥ずかしさと怒りが入り混じった複雑な思いが込み上げる◆離島住民にとって漂着ごみは永遠とも言える悩みの種で、何度清掃を繰り返しても、波がまた次のごみを運んでくる。しかもごみを流しているのはほとんどが外国であり「流出源対策」もままならない◆伊原間海岸の漂着ごみが中国大陸から流れ着いたのかどうかはともかく、中国からは大気汚染物質「PM2・5」も日本に飛来。住民の間では、八重山でも汚染が広がっていると噂されて久しい。しかし測定機器が沖縄本島にしかなく、明確なことが分らないのだ。県に対しては、測定機器を八重山にも早急に設置するよう望みたい。