〝国境の島〟出版で記念会 「報道、地域作りの一端に」

国境の島の『反日』教科書キャンペーン」出版記念会が開かれた。
国境の島の『反日』教科書キャンペーン」出版記念会が開かれた。

 八重山の中学校公民教科書採択をめぐる問題を問うた「国境の島の『反日』教科書キャンペーン」(産経新聞出版)の出版記念会(主催・同実行委員会、徳松信男委員長)が21日夜、市内のホテルで開かれた。県内外から約300人が参加したパーティーで、著者の八重山日報社の仲新城誠編集長が「全国的に注目されている国境地の島々で報道活動できることを誇りに感じながら、一歩一歩前に進んでいくことができれば」と、今後の取材活動に決意を示した。


 同書は、中学校公民教科書採択をめぐり、育鵬社版の採択を覆そうと、県教委、マスコミ、住民運動が一体となって繰り広げた反対運動とは何だったのかを問う。全国的にも注目されていることを象徴するように、県外から会に駆け付けた出席者もいた。


 産経新聞出版の皆川豪志社長が「事実を普通に書くことが、沖縄では難しい。この本を一読してもらい、他の人に勧めてもらいたい」などと、あいさつ。


 仲新城編集長は「同じニュースを取材しているのに、記者や会社で報道内容がこれほど違うことは、八重山では初めてのことだと思う。色々な角度の報道は、地域にとって良いこと。読者のみなさんが、何が正しいかを判断してほしい。私たちの報道が地域づくりの一端になれるよう全力を尽くします」と、述べた。会では、著者へ同級生などから花束が贈られ、有志の会が余興を披露し花を添えるなど、同書の出版を祝った。