再生可能エネ促進へ 市がエコアイランド構想

石垣市が3月に導入した電気自動車。充電設備も整備された
石垣市が3月に導入した電気自動車。充電設備も整備された

 石垣市は、環境と共生した地域づくりに向け、再生可能エネルギー活用の推進などを盛り込んだ「エコアイランド構想」の策定作業を進めており、26日、同構想策定委員会(会長・堤純一郎琉球大工学部環境工学科教授)の最終会合が開かれた。パブリックコメント(市民意見募集)で寄せられた意見などを整理し、同構想を5月に策定する。

 

 同構想では「新たな価値の創造による持続可能な発展を目指した島づくり」を目標に掲げ、方針として▽再生可能エネルギーのインフラ整備促進▽各分野で新エネ・省エネ対策を推進▽リサイクルの推進―などを掲げた。


 具体的な施策は65項目。風力発電設備や小水力発電設備の誘致検討などを盛り込んだ。市がすでに着手している電気自動車、ハイブリッド車への転換促進や、船舶のEV船、ソーラー船の導入なども施策の柱になっている。


 島全体でエネルギーの利用効率を高めるため、制度面での規制緩和などをモデル的に実現した特区の導入、雨水利用の促進、海岸漂着物のリサイクルなども検討する。


 実施主体としては市、事業者、NPO、個人などを想定し、それぞれの連携や役割についても記述した。


 同構想策定委員会は昨年11月27日、関係団体代表や有識者など10人で発足し、今月26日までに4回の会合を開いていた。