尖閣諸島への揺るぎない努力 大浜 京子

 4月24日(水)の新聞の一面記事に、どこかで見たような人物の写真が載っていた。二秒くらい考えて判った。〝チャンネル桜〟の水島代表である。私は日頃、インターネットで〝チャンネル桜〟を観て学んでいる。


 〝チャンネル桜〟とは、「日本の伝統文化の復興と保持を目指し、日本人本来の『心』を取り戻すべく設立された日本最初の歴史文化衛星放送」である。新聞報道を更にめくったディープ(深い)番組であると私は評価している。色々な考えを多方面から検証して報道されているのでとても勉強になる。三月の中旬あたりに、水島代表が「尖閣諸島に近隣の様子を取材に行きます」と言っていたので、いつか報道されるだろうと待っていた。


 4月21日(日)の夕方、私はある魚屋に入り刺身を購入した。その時、店の人との会話の中で「今晩十時に皆で尖閣諸島に行くので今その用意をしているのです。漁師がまとまって尖閣諸島まで行って実際に漁をしないと中国になめられてしまうから頑張らないとね」と力強く言っていた。ありがたいと思った。


 漁師の皆様のお蔭で日本の海は実効支配されているのだと改めて実感した。いつもおいしく食している魚貝類がより一層おいしく感じられた。魚屋さんとの会話の中で「海上保安庁の船に守られて漁をするのですね。ありがたいですね。尖閣諸島を守らないと私たちは大変なことになりますよね。よろしくお願いします」と私は挨拶して店を出た。


 チャンネル桜の水島代表は、漁師の皆様の団体の中に報道人として参加していたのだった。すでにインターネット上に公開されている。新聞報道によると、日本側の我々の行動を「見越していた」とあった。その為か互角の数の中国船が近海を航行していたという。外交は決して眠ってはならないと思った次第である。常に警備員を配置しスキを与えてはならない。


 世論の中には賛否両論あって、「あまり刺激をしてはいけない」と言ってそっとしておく方法を主張している意見もあるが、今の現状はそんな甘いものではない。常識の通じない隣人を相手に暮らしている以上、我々はもっとしっかり国境を守る義務がある。国境に住んでいるのだから当然ではないだろうか。


 天文学者の言う様に、「宇宙から見たら国境なんてないですよ。何をガタガタもめているのですか。地球は一つですよ」とたしなめられて終る時は理想であって現実の今ではない。


 日本の歴史を見ても解るように小さな国盗り合戦が進化して人間同士が知恵を出し合い日本の内戦が終わり平和な一つの国にまとまったように、世界中の人間が知恵を出し合って進化し、地球を一つにまとめ地球人となる日を目指して学び合い、行動している「パグウォッシュ会議」というのもある。人間が進化するしか道はない。(石垣市登野城)