新聞検索システム稼働 「授業でも活用を」 市立図書館

検索する玉津教育長(左)=市立図書館
検索する玉津教育長(左)=市立図書館

 石垣市立図書館(吉見武浩館長)は7日、地元紙から目的の記事や紙面を閲覧する新・新聞閲覧システムを導入した。以前の八重山関連新聞記事検索と違い、製本版から記事を探す必要がなく、パソコンからすぐに閲覧可能になることから、吉見館長は「学校の授業でも活用してほしい」と呼び掛けている。


 新・新聞検索システムは、12年度沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)の920万円を活用し、八重山地域の情報センターとしての図書館の機能強化・サービス向上を目的に導入。専門パソコン2台を設置した。


 地元紙の八重山日報(1977年6月15日~2011年3月31日)、八重山毎日(1952年1月15日~2011年3月31日)の紙面が、パソコンの画面上に表示される仕組みで、従来のシステムから簡素化された。


 また、登野城出身の郷土史家、故・喜舎場永珣氏の喜舎場家資料やレコードの検索も可能。市立図書館では、新聞データは半年か1年ごとに定期的に更新するほか、2紙創刊以前の地元紙、古文書、沖国大調査による八重山昔話の音声データを追加していく考え。


 システムで検索した市教育委員会の玉津博克教育長は「従来の見出しから記事で検索できるようになった。多くの市民に利用してもらいたい」と述べた。
 検索は、名前やキーワード、発行日で行う。


 だが、プリント未整備のため、現在は製本版のコピーで対応。図書館は「可能な限り早急に整備したい」と話している。