希少種ツルクイナを撮影 野村明さんが5日掛け

市内で撮影されたツルクイナ=10日(野村明さん提供)
市内で撮影されたツルクイナ=10日(野村明さん提供)

 野鳥観察のために京都府から石垣に来島していた野鳥愛好家の野村明さんが10日、市内で希少種のツルクイナを撮影した。


 ツルクイナは比較的大形のクイナ。温帯で観察される個体はほとんどが渡り鳥だが、石垣では繁殖が確認されていて、留鳥と思われる。


 水田や湿地の草むらの中に住み、薄明薄暮性で潜行性が強く、昼間は茂みで休む生態から、目にする事がなかなか困難という。


 野村さんは、ツルクイナ撮影のため、石垣島に来島。5日間掛けた撮影に成功し、大喜び。「ツルクイナの安定的は繁殖地である石垣島での繁殖環境には限りがある」と、環境保全の必要性を指摘。


 また、「こんな素晴らしい野鳥が身近にいる事すら知らない人々が多い」と話す。