暴れん坊「海監66」 八重山漁民脅かす

尖閣周辺で領海侵犯した中国の海洋監視船「海監66」=今月13日、高洲丸から撮影
尖閣周辺で領海侵犯した中国の海洋監視船「海監66」=今月13日、高洲丸から撮影

 連日のように尖閣諸島(石垣市登野城)周辺海域で航行を続け、領海侵犯も尖閣国有化後、45回に達した中国公船。その中でも中心的な存在と見られ、八重山の漁船をたびたび脅かすなど、攻撃性が強いことで知られる「暴れん坊」が「海監66」だ。


 中国側の報道などによると「海監66」は黄埔造船所の長洲工場区が建造し、2011年に就役した海洋監視船。


 全長は77・39メートル、幅は10・4メートル、排水量は1290トン、メインエンジンの最大動力は2380馬力。最大航行速度は20ノット(約37㌔)以上だという。


 尖閣領海内で、2月には八重山の漁船「第11善幸丸」を1時間半にわたって執拗に追跡。4月には「頑張れ日本!全国行動委員会」がチャーターした「並里丸」を追跡して至近距離に接近し、威嚇した。


 今月には他の2隻の海洋監視船ともに「高洲丸」を包囲した。現在、尖閣海域は、中国の海洋監視船がわが物顔に巡回する「無法の海」と化している。


 「海監66」は尖閣海域ではほぼ連日航行していることから、地元の漁業関係者は「尖閣を巡回する海洋監視船の中でもリーダー格ではないか」と話している。