郷土の文化財学ぶ 13年度博物館教室始まる 小学生44人が参加

講師の石垣さん(左)の説明を熱心に聞く児童たち=25日午前、美崎御嶽
講師の石垣さん(左)の説明を熱心に聞く児童たち=25日午前、美崎御嶽

 石垣市立八重山博物館による2013年度子ども博物館教室(第31期生)が25日、開講した。市内の小学5年生44人が参加、約1年間を通して郷土の自然や文化について学んでいく。第1回講座は、市文化協会会長の石垣久雄さんによる「文化財・史跡めぐり」が行われた。


 子ども博物館教室は郷土の自然や歴史、文化について理解を深め、郷土に対する誇りと愛情を持ってもらおうと、市内の小学5年生を対象に毎年開催されている。
 第1回講座では、美崎御嶽や桃林寺・権現堂、フルスト原遺跡など島内17ヵ所の文化財・史跡を巡った。


 このうち、美崎御嶽では1500年におきたオヤケアカハチの乱の時、乱を鎮圧した首里王府軍が本島に帰る際、神女のマイツバが航海安全を祈願した場所として伝えられていることが説明され、石垣さんは「その後、旅の神様として祀られるようになった」と述べた。また拝殿の奥にあるイビの石門も見学した。
 児童たちは、講師の説明に耳を傾けながらノートに記入。中にはデジタルカメラで写真を撮る児童もいた。


 子ども博物館教室は来年3月の修了式まで、八重山の年中行事や昆虫観察、気象台見学など9回の講座が予定されている。