カピバラ 新川川に定着か 消防が捕獲作戦展開 惜しくも取り逃がす

長間橋近くの河原で発見されたカピバラ=27日
長間橋近くの河原で発見されたカピバラ=27日

3月22日に新川川で見つかった後、姿を消していたカピバラが27日午後7時過ぎ、市内新川の長間橋近くの河原で市民が発見。その後、消防に通報し、消防職員が5人体制で捕獲に乗り出したが、惜しくも取り逃がした。

市民からの通報を受けた市消防が五人態勢で捕獲作戦を展開した=新川川
市民からの通報を受けた市消防が五人態勢で捕獲作戦を展開した=新川川

 カピバラは、市内の観光施設から逃げ出した個体、一匹だけで繁殖の可能性はない。また、市内で稲作の盛んな平田原に隣接した場所で発見されていることから、一期米への被害が心配されたが、現在のところカピバラの食害とされる被害は確認されていない。


 この日、通報を受けた消防は、捕獲作戦を展開したが、夜の暗さと河原に生えている草に阻まれて難航。水中への逃亡を図るカピバラを阻もうと、職員も水に入り奮闘したが、逃亡を許した。


 カピバラ発見での消防への通報は2度目で、3月22日以来初めて。
 消防によると「前回より痩せている感じはしなかったので、ちゃんと餌を食べているのだろう。動物の捕獲は大変難しい」と話した。


 カピバラは、アマゾン川流域など温暖な水辺に生息する世界最大のネズミの仲間(齧歯(げっし)目)で、草や木の葉を食べるとされている。