崎原正吉氏擁立へ 野党、選考委で全会一致 与那国町長選

 8月6日告示、同11日投開票の与那国町長選で、革新系野党の候補者選考委員会は26日、与那国改革会議議長の崎原正吉氏(65)を擁立する方針を決定した。崎原氏は同日、八重山日報社の取材に対し「ありがたい話」とした上で「しっかり同志の皆さんと話し合って決めたい」と述べ、6月上旬までには正式に態度を決定したい考えを示した。立候補する場合、最大の争点となる自衛隊配備の是非については、配備反対を訴える。


 与党側は現職、外間守吉氏が進退を明確にしていない。自衛隊配備を推進してきた町防衛協会は独自候補を擁立する考えで、一本化に向けた調整がしばらく続きそうだ。


 野党の選考委員会は12人で、宮良正一氏が委員長を務めた。参加者によると、候補者として崎原氏のほか、田里千代基町議、外間儀章元町議会議長の名前が挙がったが、田里氏は選考委の直前に辞退を申し入れた。審議の結果、「与那国改革会議の議長として、自衛隊配備反対運動の先頭に立ってきた実績」(参加者)が評価され、崎原氏の擁立が全会一致で決まった。


 崎原氏は町祖納地区出身。42年間、町職員を務めた。2011年から与那国改革会議議長を務めている。