高2の1割が喫煙者 八重山保健所が調査 中高生、4年前より増加

 八重山地区の高校2年生男子の1割が喫煙者であることが、八重山保健所が2012年度に実施した児童生徒喫煙状況調査で分かった。4年前に実施した調査に比べ、児童生徒の喫煙者は増加傾向にあり、同保健所は未成年者への禁煙治療などを今後の課題に挙げている。調査結果は30日、八重山合同庁舎で開かれた八重山地区たばこ対策推進会議で報告された。

 

 調査結果によると、現在、喫煙している児童生徒の割合は高校2年男子が9・9%で最多。次いで高1男子(7・4%)、高3男子(4・4%)、高1女子(3・6%)、中3女子(3・3%)、中3男子(2・5%)―の順だった。
 08年の調査に比べると、中1と高2の男子、中1と中2の女子で、割合が増加した。


 喫煙経験率は高3男子で34・9%に達した。初めてたばこを入手した方法は「友だちからもらった」が最多で、次いで「家や車の中にあった」が多かった。
 初めての喫煙が「小学校入学前」と答えた児童生徒が、喫煙経験者555人中、40人(7・2%)いた。


 現在、喫煙している児童生徒のうち64%がたばこをやめたいと思っていることも明らかになった。また、高校生の44%が、レストランや食堂でのたばこの煙が「気になる」と回答した。調査は2012年9月から10月にかけ、八重山地区全校の小学校4~6年生、中学生、高校生約5100人を対象に実施。回答率は各学年で88~97%だった。


 会議には行政機関や学校の禁煙担当者が出席。「子どもはたばこの依存症になりやすい。より早く介入して禁煙治療するべき」「大人になったらたばこを吸っていいと教えるのではなく、たばこを吸う人は肩身が狭いと教えている」などという声が出た。