「働くって楽しい」 支援校28人が就労実習 自立へ意欲高める

ちょっぴり緊張気味ながらも、生きいきと、足湯ケアに挑戦する金嶺さん(手前左)ら=あるまねっと合同会社、大川
ちょっぴり緊張気味ながらも、生きいきと、足湯ケアに挑戦する金嶺さん(手前左)ら=あるまねっと合同会社、大川

 八重山特別支援学校高等部の生徒が、石垣市内14か所の事業所に分かれて、就労実習を行っている。実習は3日から2週間、28人が挑戦中。自立に向け意欲と技能を高めようと、障がいのある若者が、それぞれの職場で貴重な体験を重ねている。

 

福祉サービス事業所・あるまねっと合同会社=大川=では、金嶺久美子さん(高3)と島袋美花さん(高2)の2人が実習、足湯ケアや小物・アクセサリー製作に取り組んだ。


 2人は「支援校の先輩が(この事業所に)いるので不安はない。皆と一緒に働くって楽しい」と目を輝かせた。
 「あるま」の宮良美樹代表は「就職は誰にとっても自立への第一歩。働くことに障がい者と健常者に壁はない。障がいに応じて、苦手な部分を健常者が手伝えばいい。仕事に対する姿勢は障がい者の方がピュア―(純粋)」と強調した。


 一方、みんさー工芸館では石垣江梨子さん(高3)と森田安代さん(高2)が、糸繰り(綿糸の巻き取り)や糊付け作業に挑戦、緊張気味ながらも、懸命に技術習得に取り組んだ。


 実習は毎年この時期、平日の2週間を利用して実施している。今春、支援校を卒業した10人中、1人が市内の民間事業所に就職、大半は地域の福祉作業所で就労しているという。