3月下旬に新川川で…

 3月下旬に新川川で市民に発見されたカピバラは、農作物への被害が懸念されるが、一方では、市民の人気者となりつつある。かわばな橋付近での目撃が多く、石垣市消防にはカピバラ発見の通報が寄せられることが多くなっているというが、カピバラ見物の市民の姿も見ることがある◆3月に初めて発見された際に本紙で大きく取り上げた後、全国から多くのメールが届いた。「石垣に観光に行った時に観光施設で見たカピバラに違いない」や「電話して確認したら逃げたカピバラと言っていた」などの知らせが多かったが、なかには「大人しい動物なので手荒なことはしないで」などとカピバラを心配するメールもあり、人気の高い動物であることを知らされた◆市民のなかには「カッピー」のニックネームで呼ぶ人もいてアイドル化の流れも感じさせている。本土のアザラシのように「特別住民票を発行して石垣市の人気者にしよう」と冗談を飛ばす人もいる◆消防では、市民からの通報で、捕獲のために出動した経緯があることから、「発見したら消防へ通報」という認識が市民に広がり、専門外の仕事に頭を抱えている◆人気が高まった後に、駆除や捕獲の方針となると、波紋を呼びそうで、関係機関には頭の痛い問題になりそうだ。