「メディア再生」も必要 蓮坊 公爾

 教育を日本再生の柱と位置付ける安倍総理は、その本質を具現。結果として教育再生実行会議に本腰を入れる。また、その一環として「道徳教育の充実に関する懇談会」を設立した。教育失地回復の息吹が感じられる。しかし、語られていない死角がある。
 占領軍は、日本弱体化を遂行するために、3S政策(セックス・スポーツ・スクリーン)を実施した。メディアは日本の伝統文化を封建的と拒否する。
 個人の自己主張(権利)を奨励―マス・メディアに端的に現れている。例えば、TVドラマにおける敬語の省略(年長者呼び捨て)や、バラエティ番組のぞんない言葉(ヤベェー、ウッセー他)の連呼。正しい日本語への誘いを避ける。
 国民の祭日―その意義をいまだに無視―国民に伝えるべく番組が皆無とは、なんとも情けない限り。NHKしかり、良質の番組も「日本再生」の要だと思うが、いかに…。
 (文芸評論家、埼玉県さいたま市)