台風7号が八重山に大きな爪痕…

 台風7号が八重山に大きな爪痕を残したが、ライフライン、特に電力と通信の復旧に大きな課題がある。暴風雨時に空と海の便が断たれることは解決が難しいが、電気はもう少し強固な台風対策が可能ではないだろうか◆特に電気は生活になくてはならないもので、電力の供給がなければ電話の利用ができない機器が増えている◆市内の食品加工業社の工場では、台風による停電のために、冷凍保存していた原料を破棄しなければならない事態になるなど、製造業にとって電力復旧のスピードは死活問題になるが、突貫工事に奔走する電気工事業者に「早くやれ」とは言えない状況だ◆仲井間知事が市内を視察した際に、電線の地中埋設化を促進させることを明言しているが、各島々の隅々まで電線を地中埋設するには時間がかかるだろう◆各家庭にテレビと冷蔵庫、扇風機を動かせる程度の電力が供給でき、台風に耐えられる強度の風力発電機の設置が補助できれば、台風に強い町にならないだろうか◆コンセント1個分の電力があれば、住民の停電によるストレスが軽減でき、公共性の高い場所や冷蔵・冷凍施設が必要な事業者が多いゾーンを先に復旧させるなど対策を講じることができるかもしれない◆観光客の多い時期に襲来する台風への備えは、産業振興にも重要な事だ。