尖閣諸島周辺海域での…

尖閣諸島周辺海域での中国の活動がさらに活発化している。「平和と友好の海に」で、日中が一致している日中中間線付近で新たなガス田の開発計画、中国が22日に発足させ、警察権を付与された海警局の船「海警」の出現。また、中国軍機の沖縄本島と宮古島間通過、更には波照間島と石垣島周辺のEEZ内での海洋調査活動と7月の中国側の活動を挙げるときりがない◆石垣島周辺などの調査内容に関しては不明だが、海域周辺の住民には気味の悪い行動にしか映らない。まるで中国のいう、第一列島線の次の段階である第二列島線の制海権奪取のための準備をしているようにも見える◆中国が第二列島線を見据えて調査活動を実施しているのであれば、第一列島線の制海権は確保できた認識でいるのかもしれない。日本の領海警備は、尖閣上陸を阻むためであり、領海侵犯には無抵抗だ。極端な見方をすれば黙認している状況だ◆先の参院選の関係で石垣入りした安倍首相は尖閣問題を「一歩たりとも譲歩しない」と訴えたが、問題の当事者である石垣市民の中には相変わらず棚上げ論を訴える理想論者もいる◆衆参のねじれが解消し、改憲論議が盛んになるだろうが、日本は「戦わない国」になるべきで「戦えない国」になってはいけない。