平和のために抑止力を 桒田 英伸

 毎年、8月15日の終戦記念日近くになると、戦争の悲惨さを伝える報道が増える。確かに、戦争は大きな不幸である。であるならば、これを避けるために、我々は考えられるあらゆる手を事前に打たねばならない。
 今、隣国の強力な軍事国家である中国が、我が国の領空・領海をたびたび侵犯している。フィリピンは、自国領土の一部である中沙諸島のスカボロー礁を実質上、中国に奪われてしまった。戦争を起こさせないための抑止力は、政治学上でも軍事学上でも、国際的平和を実現するために非常に有効な手段である。


 日本はこれに対抗して、国土自衛のための強力な戦力(防衛力)を、ためらわずに構築する必要がある。自衛隊を憲法上で公認し、法的に問題なく機能させるために、第9条の憲法改正も当然ながら必要である。有事が起きてからでは、遅すぎる。我々の生命を護るのは、他ならぬ我々自身であり、我々自身の選択にかかっていることを、強く肝に銘じるべきである。(京都市伏見区)