18日付けの読売新聞の社会面に…

 18日付けの読売新聞の社会面に竹富町の役場移転問題が取り上げられた。移転先とされる西表島の住民を中心にした賛成派と、島々の交通の要である石垣市内での役場存続を訴える反対派が存在するのは確かだ◆しかし、移転問題は、選挙の時にクローズアップされるだけで行政側もこの問題に本腰を入れているようには感じられない。問題の長期化で過去の取り組みが忘れ去られ、社会情勢の変化で住民の意識に変化が起こっている可能性もある。川満町長の選挙公約でもある住民投票を行うことはある程度評価できるだろう◆だが、移転に関係する情報が町民に対して不足していることは間違いないだろう。役場移転で住民が最も注目することは交通網の整備だが、船会社の考え方が公表されたことはほとんどない◆今、行政が取り組むことは、全町民を対象とする規模の集会やシンポジウムなどを開き、その場で島々の間の海上交通に掛かる補助と、その費用対効果を明確に打ち出し、説明する事。さらに、1938年に竹富島から役場を移した先人たちの考えを今一度、検証することだ◆記事の中で川満町長は「このままでは論争が続くばかり、反対派の意見も聞きながら、任期中に決着させたい」と述べているが、町長の行政手腕に注目だ。